窯焼きチキン、ミニトマト、バジル、モッツァレラチーズ、
ミックスハーブ、パルミジャーノレジャーノ
【まかないから生まれたスターPizza】窯焼きチキンのPizza
「窯焼きチキンのPizza」は2018年に今の店舗に移転してからできたメニューです。
Pizzaを焼いている薪窯で、じっくりとジューシーに焼き上げたチキン。
このチキンを食べやすいようにスライスし、大胆にドーンとトッピングしました。
一口食べるごとに爽やかなハーブの香りとジューシーなチキンが口の中で広がります。
ミニトマトの酸味で後味がさっぱりとして、あっという間になくなってしまうくらい‼
【誕生秘話】
2015年にフラノマルシェ2でオープンした時はテイクアウト専門店でした🍕
また当店の目の前においしいお惣菜屋さんがあったので、当店ではあえてサイドメニューは準備しませんでした🍟🍗
2018年に現在の店舗への移転を機に、サラダなどのサイドメニューを設けました🥗
中でも私たちが力を入れたのが、ディナータイム限定の「窯焼きチキン」。
オーダーが入り次第、Pizzaと同じ薪窯で焼くスタイルで、焼き方や温度などにこだわりました。
しかし、移転リニューアルオープンした時期がXmas直前だったため、Pizza以外の商品がなかなか売れませんでした。
Xmasが終わってもお正月で、またPizza以外は売れない日々が続き、
「窯焼きチキン、おいしいのにな~。自信作なのにな~。もうPizzaにのせて食べちゃお!」
といじけて、まかないにしました。
「これ、めっちゃおいしい‼」とスタッフ満場一致で、商品化を決定!
今ではレギュラーメニューの中でも、スタミナ系Pizzaとして定着。
当店にとって、なくてはならない存在になっています。
日によっては売れすぎて完売になることも‼
【食材ごとのこだわりPoint】
◎窯焼きチキン
窯焼きチキンのこだわりPointは3つ!
①丁寧な筋切り
窯焼きチキンは鶏もも肉を使用しています。
1枚、1枚丁寧に筋切りすることで、焼いた時に縮まりにくく、口当たりの良い食感になります。
②焼く温度と時間
実は2度焼きしています。1回目は鉄製スキレットで予め高温に熱したオイルの中に鶏肉を入れて蓋をし、Pizza窯の高温のところで短い時間焼きます。こうすることで、皮がパリッと焼きあがり、香ばしさが感じられます。
2回目に焼く前、鉄製スキレットの中からオイルを出します。
(このオイルは1度しか使用しません‼)
2回目はPizza窯の低温のところで1回目より長く焼きます。
低温でじっくり焼くことで、Pizza窯の遠赤外線により、しっとりとした食感に仕上がります。
③仕上げのひと手間
2回目に焼く前、白ワインとオリーブオイルを一回しかけ、オリジナルのミックスハーブをひとつまみかけます。白ワインとオリーブオイルを入れることで、よりふっくら感としっとり感が増します。
オリジナルのミックスハーブはイタリアンパセリとバジルをメインにし、鶏肉の旨味や甘みを引き出すように調合しました。
◎Pizza生地
ナポリPizzaの国際規約を遵守して、材料は小麦粉、塩、イースト、水のみです。
砂糖、油脂、卵は使用していません!
ナポリPizzaは生地を楽しむ食べ物と言われるほど、生地が本当に重要です。
どんなにトッピングの素材にこだわっても、生地がイマイチだと、おいしく食べ進められません。
今の生地にたどり着くまでに紆余曲折ありました…。
オープン3日前まで生地が決まらず、オーナー(父)は焦り、スタッフはヒヤヒヤしながら見守ることしかできませんでした。生地が決まってからは最終調整をギリギリまで行い、ドタバタした中でziziはスタートしました。
同じ品種の小麦粉でも、練る時間や水温、その日の気温・湿度などによって変化します。季節によって色々と変化する要素がある中で、いつもと同じ生地に仕上げるのに日々苦戦しました。
やっとたどり着いたナポリPizza特有の
外はカリッ、中はモチッとした食感。
ぜひお口の中でナポリを感じてください♡
◎モッツァレラチーズ
Pizzaにのせているチーズはイタリア産のモッツァレラチーズを使用しています。
オーナー(父)は元チーズ職人で、モッツァレラチーズ製造をしていたこともあり、チーズにかける思いは人一倍だと自負しています。
オープン前BESTなチーズを選んでいたところ、半月で約50万円のチーズ代の請求がきたこともありました。
今使っているモッツァレラチーズはイタリアの伝統的な製法で作られたものです。チーズを切った時に甘―い乳汁がぶわーっとたくさん出てきて、とてもみずみずしくフレッシュな味わいです。